<小笠原生態系保全に基づく開発委員会>
小笠原には、循環型社会と産業振興の両立を目指す協議会が平成30年10月に設置されました。
この協議会の名称は『小笠原生態系保全に基づく開発委員会』となっています。
長い名称ですが、地域で活躍する事業家や一次産業経営者、地域有識者で構成されており、小笠原の生態系保全と地産地消をコンセプトとした産業振興を両立させ、持続可能な循環型社会を目指す提案を地域に対して行っています。
もちろん、小笠原は世界自然遺産地でもありますので、私たちの提案が地域に広まれば『小笠原のブランドアップ』にも貢献できると考えています。
令和元年5月現在、設立から約半年が経過し、協議会の趣旨に賛同した地域の木工作家や、個人が起業して「ものづくり」を生活の糧としたいと考える方々、さらには地域文化を地産地消でつないでいくことを目指す団体など、個人や法人を問わず参加者が増えています。また、電気事業者や農協、村議も加わり、議論がより具体的に活性化しています。
議論にとどまらず、協議会関係者による地域材を利用した筆記具や食器、楽器などの商品の製造・販売も行われており、協議会の目標である『実行力のある協議会』としての機能も果たしています。
私たち小笠原グリーンも、協議会事務局としての役割を果たしながら、固有種や外来種を問わない地域バイオマス資源の提供などで地域に貢献していきたいと考えています。
※趣旨に賛同いただける地域の個人や法人の皆様は、いつでも参加いただけますので、お問い合わせください。もちろん、地域外の方でも興味があればお問い合わせください。